No Wheels,No Life

MVXプロアームとかドミネーターとかインターセプターとかスタリオンとか

XJR400R2デジタルメーター流用について

以下は以前HPにこっそり掲載していたXJR400R2用デジタルメーターの解説です。

※必ずお読み下さい(注意点)
以下の資料はYAMAHA XJR400R2のサービスマニュアルを基に私がMVX250Fへ装着した際に電源を繋ぎながら調べたものです。
MVX250Fに対して「こう繋いだら動いた」というものですので、装着対象のバイクによっては正常に動作しない場合があるかもしれません。
完全動作を保証するものではありませんし、これを参考にしてもしメータやバイク本体へなんらかの損傷・破損が起こったとしても責任は取れません。
お約束ですが、くれぐれも自己責任にてお願いいたします。



配線図


(-)と書いてない部分は説明が無い限り全て+線になります。

・各種警告灯 



OIL


アース(-)
濃茶

ウインカーL
濃緑

ウインカーR


ハイビーム
黒/

OIL(-)

オイル警告灯のみマイナスアースが独立していますが、どちらも同じアースから繋いで問題ありません。

・メーター本体 

/

イグナイタ
/黒

タコメータ


バッテリー常時
/

イグナイタ


アース(-)


イグニッション
黒/

燃料計


燃料計
空色

ニュートラ

サービスマニュアルにはこのピンアサインで掲載されていますが、私が持っているメーターでは電源系統の3本(黒・赤・茶)が独立したコネクタになっています。
時計とトリップメータのバックアップのため赤はバッテリー直結で常時通電にする必要があります。 
まずいないでしょうけどバッテリーレス車は赤と茶をIGからとればいいと思います。

タコメータは1回転で1パルスのようです。 車種によっては適合しません。
2サイクルで点火コイルが気筒ごと独立してるものはまず大丈夫でしょう。
ヤマハRZはダメらしいとの報告もあります。180度クランクで同爆なため1回転に2回爆発してるそうです)
4サイクルの場合、4気筒でイグニッションコイルが2個とかの1回転に1回爆発モデルは問題ないと思います。
(排気→吸気の上死点でも空発火してるわけですな) 
逆に4サイクル単気筒や、ホンダV4(180度クランク)のように各気筒に一個づつコイルがある場合は、2回転で一回爆発ですからタコメーターの数値が1/2になってしまうものと推測されます。
その場合には、クランクに付いているパルスジェネレータからの信号が使えるのではないかと踏んでいるのですが、その辺は実験していないのでなんとも言えません。
どなたか人柱募集中。
4スト単気筒orV型エンジンでパルスジェネレータから信号とったら成功したという人いましたらご連絡ください。
 


以下は接続していないため極性も含めて分かりません。
燃料計(黒/青・緑)はXJRの場合、フュエルセンダに繋がります。どうやらこれは可変抵抗だと思います。
検証してませんが、抵抗ゼロで満タン表示ではないかと思います。
イグナイタに行く2本(赤/青・緑/青)は使いません。おそらくスピードリミッタ関係ではないでしょうか。 




デジタルメーター操作方法


ボタンは2つのみ、これで全て操作します。
・RESETボタン
3秒以上押すとトリップメーターの数値を0にリセットします。
時刻調整時の数字切り替えをします。 
・モード切替ボタン(A/B)
オドメータと時計を切り替えます。(0.3秒以上押す)
時計の時刻調整をします。 

RESETボタンとモード切替ボタンを同時に0.5秒以上押すと、タコメータ表示モードになり、スピード表示部にタコメータの数値が表示されます。
10~3990rpmまで表示。数字の横のkm/hが×10r/minに変わります。
RESETボタンでスピード表示モードに復帰します。 

時計は12時間表示。
時刻調整モードは・・・・やり方がサービスマニュアルに載っていません。
ボタン二つ押しで調整モードに入れたと思いますが忘れてしまいました(^^; 
(同時押しだとタコメーターモードになるので、モード切替を押しながらRESETだったか、その逆だったか)

オドメータは1km単位で99999kmまで表示。99999kmを越えると0kmに戻ります。
トリップメータは0.1km単位で999.9kmまで表示。999.9kmを越えると0kmに戻ります。
モード切替ボタンに(A/B)とありますがツイントリップではありません。1つのみです(インチキだ)。