MVX40周年仕様作成(1)
2023年はMVX発売40周年。
とゆーわけで(どんなわけだ)かれこれ20年以上は乗りっぱなしだったMVXをフルオーバーホールしてみようと思い立った。
今朝までは乗れる状態だったわけですが、一日かけて足周り以外全部降ろしました。
今日はここまで。
Door of Adventure 2020八ヶ岳
前々からコマ図ラリーに出たいと思ってたんですよ。
そんな折、Door of Adventureというイベントの存在を知ったわけで実はAX-1にRNSトリップマスターを付けたのはその布石。
申込みが始まったのは8/8の午後。
珍しくバイク屋さん
Dooa Of Adventureのエントリーしちまったぜ pic.twitter.com/KlF9KqCKjY
— しなの (@n_shinano) 2020年8月8日
ちょっと用事でMVXで世田谷方面に出ていたのでその帰り道に協賛店のBALZ STORE MOTORCYCLEさんにて参加申し込みさせてもらったんですが、この直後にもう受付枠一杯になってしまったそうな。
バイクの準備としてはマップケースを作るのみ・・・なんだけど自作でいきなり電動にチャレンジという無謀っぷり。
なんやかんやでこれにまる二ヶ月費やした気がする。
10/24 DAY1
で、ラリー本番当日。
出発は午前4時、ラリーの朝は早い。
現地到着はなんだかんだで6時半ぐらいだったか。
テント設営してゼッケン貼って車検(チェックシート提出のみ)して
マップ切ってロール作ってマップケースに収めてスタート準備できた。
スタートは8時からゼッケン順とのことで、スタートを待つ間BALZさんとそのお客さん達としばし歓談しているうちに順番が来て、スタートしたのは9時ちょうど。
のっけから絶景。
時間や順位を競うイベントではないため、ちょくちょくバイク止めて写真撮ったりしちゃう。
コマ図に従って進んでいくといい感じに舗装路と林道がやってくる。
・・で、気づいたらえらい山の上に来ている。
自分の位置を全く確かめずにコマ図だけで走っているので気付くのに時間掛かったけどここ大弛峠じゃないの!
「峠 ガレ!!」
まさしく、川上牧丘林道降りるのね〜・・・。
どこなんだここは。
コマ図に導かれるまま、また山の中へ
そしてだんだん日が暮れて
のこり15kmというところでナイトランに。
夜間走行は想定してなかったけど、マップケースにバックライト仕込んどいて正解。
そしてDAY1完走!
237.42kmを約9時間ぐらい掛かった。
多分かなり遅い方・・・。
テントに入りDAY2のマップを巻く。
夜はマジ寒いけど星はきれいでした!
10/25 DAY2
そして夜が明けてDAY2のはじまり。
四輪からスタートし、ゼッケン逆順でのスタート。
というわけで結構早めのスタート。これなら日が暮れる前にはゴールできるかなと目論んではいたのだけど。
近くを通ったのでついつい美和ダムに寄り道したり
泥道ですっ転んだり
またしてもガレ下りぃ〜!?とか思ったりしつつ
いい景色があるとちょくちょくバイク止めて写真撮っちゃうわけで。
最終CPからは高速使ってショートカット可とのことなのだけど諏訪湖近くまで来てるので湖面は見たいのでやっぱり寄り道してから高速乗ったりして
案の定日没後のゴールでして。
あれー、おっかしいなぁー・・・(自業自得)
とはいえ初参加ノートラブル完走!
なんとか走りきりました!
・・・で、こっから無事帰宅するまでがラリー。
いやー渋滞ひどかったですわ。
とまあそんな2日間だったわけですが、実に楽しい2日間でした。
ルートがほんと充実していてまさに冒険。
こんだけバリエーションにとんだ道を組み合わせてコースを作るってほんとすごい。
自分の反省としては時間掛けすぎたかなと。
せめて明るいうちにはゴールしたかった。
会場ではそれなりにお楽しみもあったみたいだし。
機会があればまたぜひ。
利根川ダートチャレンジその2
前回の利根川ダートチャレンジは取手から群馬方面だったけど、今回は海へ向かう方向で再チャレンジ。
東関道で潮来まで行き、川沿いに走る。
ダートのスタート目印は神栖市の「サーキットの狼ミュージアム」
ここはここで気になっているので、いつか訪れたい。
行くならスタリオンかな。
ここからのルートは基本的に堤防上のサイクリングロードに沿った堤防下がずっと砂利道で、水門などで途切れるところだけサイクリングロードに合流してそこだけ舗装路というのがずっと続く。
前回に比べるとほんと平和な道。
すぐ横が住宅だったりするのでスピードも出さず、泥道でぬかるみに足を取られることもなければ川が入り組んで道に迷うこともない。
分かれ道があってもこの程度で基本的に川沿い目指してれば迷うこともなく。
とかやってるうちにあっちゅーまに波崎港についた。
サーキットの狼ミュージアムをスタートしてからの距離と時間。
あ、デジタルトリップメーターはドミネーターから移植した。
波崎から銚子に抜け、犬吠埼灯台を目指す。
20歳ころに、夜中にふと「銚子で朝日が見たい」などと思いったって当時乗ってた1台目のAX-1を走らせたものの、冬場で寒さに負けて休み休み走ってたら銚子ついたのはとっくに日も昇って暖かくなった頃。
まだそのリベンジはできていないのである。
閑話休題。
犬吠埼灯台は・・・・とても密でした。
駐車場は車が溢れ行き違いもままならない状態。
昼飯をここで・・と思ってたんだけど流石にコロナウイルスの状況を考えるとここでのんびりしたくはないのでトイレだけ寄って早々に離脱。また今度な。
次に向かったのは屏風ヶ浦のあたり。
10年ぐらい前は普通に崖の上とかバイクで入っていけたらしいけど、現在は私有地となっていて立ち入れないそうな。
近辺をウロウロしていたら入れる場所があったのでそこから。
と、ここでカメラが壊れた。
背面液晶を固定しているネジが脱落しただけだったけど結構焦った。
でも2本脱落して1本紛失してしまった。
近くにあったダイソーで精密ドライバーを購入してネジ締めたけど、一本しか留まってない状態。まあ使えるっちゃつかえるのだけど。
昼食は海鮮丼でい。
ここから山武市のアップガレージにちょいと寄り道。
前に買いたいものを検索して見つけてあったのだけど、わざわざそれのためだけにはこっち来ないのでついでにと思ってたのでついでで寄る。
この時点で14:30。
ここからどうしようかなと思ったのだけど(ノープラン)、木更津の海中電柱をもう一度見たいと思って行ってみた。
それにしてもGoogleMapナビは山道案内するのが好きだよなー。
で、着いた・・・んだが、潮干狩りシーズンが終わったら入れないのな。
江川海岸のほう入ってる人いたけど。
しくった。
これなら隧道探索のほうがよかった。
ここで雨が降ってきたし、晩飯には帰りたかったので撤収。
4連休最終日ということもあってか、帰りの渋滞は中々ひどかったのだけどなんとか晩飯食べに行けるタイミングで帰宅。
この日の走行距離トータル414.1km
時間はサーキットの狼ミュージアムスタートしてからなので実際にはもう1.5時間ぐらいはプラスになるはず。
夏休みツーリング2020
今年もドミネーターでツーリングしてきた。
一日目
昨日付けたばかりのTripmasterの試験も兼ねているのだ。
午前4時に自宅を出発し、関越の上里SAで夜明け。
出発時にリセットしたトリップメーターはアナログ、デジタルとも完全に一致。
速度についてはデジタルのほうが正確であるのでそちらをメインに使用する。
浅間山を経由し
万座を抜けて
前からバイクで来たいと思っていた日本国道最高地点。
ここまで229.8km
渋峠ホテルを見てからまた万座方面へ引き返し
昨年暴風雨で凍える思いをした毛無峠。
今年は晴れた!
で、ここからが距離感おかしいツーリングの始まりで
いきなり石川県は千里浜なぎさドライブウェイに来るやつ。
まあ、昨年はその逆ルートだったのだけれど。
ここまでトータル559.5km。
そこで終わるわけではなくさらに進んで
小松市の日本自動車博物館に。ここも前から来たかったところ。
まあいろいろたまらーんわけですよ。
この日はさらに琵琶湖まで走りトータル842.9km
二日目。
5時起きで朝飯作って出発。
場所は和歌山。
日本三大酷道と言われる酷道425号線をチャレンジ。
ところが通行止めがあって完全走破はならず。ざんねん。
425号の走行距離は166kmを5時間6分で終了。
この日は最終的に愛知県犬山市まで走ってキャンプ。
三日目
前夜に確認しそびれたけどトリップメーターは1周しておりトータル1494.3kmなので二日目の走行距離は651.4km。
この日は帰るだけなので新東名。
いやほんとは、寄り道しようと思って飛騨とか目指してたんだけど途中で雨がすごいことになってきたので中断して引き返してきた。
(出る前に天気予報とか見とけよ)
というわけで無事帰宅。
三日目の走行距離は560.6km
三日間のトータル走行距離はトリップメーターがもう一周して2054.9kmとな。
さてさてTripmasterの使用感。
正確な値の速度が、一瞬見ただけで読み取れるし目線も比較的動かさずに済むので大変便利。
トリップメーターが2つ、減算トリップ、時計、タイムカウントができる。
とまあなかなか多機能っぷり。
実のところ、自分ではんだ付けした部分とか、自作の車速パルスエンコーダとか、間に合せのマウントとか、耐久性に不安があったのだけどぜーんぜん問題なく走りきってしまった。
マウントについては少々見直したい部分ははあるのでいずれやり直す予定。
XRV750 Tripmaster移植
まずは完成形。
NX650ドミネーターに、XRV750アフリカツインのデジタルトリップメーターを付けてみた。
海外サイトだとTripmasterと呼ばれてるようなのでそのように準拠しておく。
で、取り付けについて。
このメーターはアフリカツインの場合、スピードメーターの裏に車速パルスを発生するエンコーダがあり、そのパルスによって駆動されている。
ただこのエンコーダ単体では部品設定されておらず、スピードメーターASSYでないと手に入らないらしい。
調べた結果から書くと、メーターケーブル1回転で4パルス。
6Pコネクターの配線は以下の通り。
緑 :グランド(−)
赤/緑:バッテリー(+)
黒 :イグニッション(+)
茶 :イルミネーション(+)
白/青:速度パルス(+)
緑/黒:速度パルス(−)
本来スピードメーターの機能はないのだけど、基盤の「SPD」に10kΩの抵抗を繋ぐとスピードメーターの機能が使えるようになる。
速度パルスの+と−を手動でカチカチ細かく接触させるとスピードがカウントされる。
無電圧のパルスで行けるのだろうか。
実験その1。
スピードメーターの仕組みはメーターケーブルの終点で円形の磁石が回って渦電流により針につながったアルミのカップが回転し、ゼンマイ上のスプリングによりバランスをとって速度を示すというもの。
で、この回転する磁石にリードスイッチを近づけて調べてみたところ、1回転4パルスが取得できる。
ちなみにこのメーターはAX-1の新品メーター。
スケールは違うが構造・形状は全く一緒。
メーターケーブルの差込口にモーターを繋いで回してみると針とほぼ同等のスピードが検出できたが、40km/h以上が検出できず0km/hになってしまう。
実験その2
リードスイッチ+無電圧の検出方法も正しいのかわからないので、やり方を変えて磁気センサーとフォトカプラで有電圧の5Vパルスでやってみることにした。
12Vをイグニッションから、グランドは速度パルス(−)から。
5Vで出力されるパルスを速度パルス(+)へ。
・・が状況が改善しない。
ここからが中々進展せず、だんだんスピード検出そのものがメーター経由だとできなくなってきた。
コンデンサが膨らんでいるものもあったので貼り替えてみたりしたけど改善せず。
海外サイトを参考にいろいろ見ていたときに気がついた。
回路図を見ながらSPD(+)からIC1のPin42に行くラインのパルスをオシロスコープで調べたところ、手前のトランジスタQ3の入り口まではちゃんとパルスなのに出口で計測するとパルスが乱れていた。
トランジスタで乱れるということはまずないので、Pin42との間にある抵抗R7を計測してみたところ導通が全くないのでここを100kΩの抵抗でバイパス。
やっと正常にスピードが検出できた。
手持ちの機材だと260km/hが目一杯だけど、このメーター自体は320km/hまで計測できる。
なおほぼ同型のXR250(MD30)用メーターは標準でスピードメーターとオドメーターの機能を持っているが、スピードは180km/hが上限とのこと。
ただしオドメーター・トリップメーターはちゃんとケーブルの回転に応じた距離がカウントできているらしい。
実車に設置して試運転したところ、スピードメーターの針の値とは少し誤差が出たが、GPSで計測した速度とはほぼ一致している。
この誤差は、スピードメーターの構造を考えるとスプリングの劣化や精度などからある程度は仕方ないものと思う。
参考にしたサイト
https://www.transalp.de/technik/umbauten/at-tripmaster/
トランザルプに追加した例。アフリカツインのスピードメーターにあるエンコーダを移植している。
投稿例ではエンコーダを使わず、ホイールに12個の磁石とセンサーでもいけるはずとの書き込みや、操作ボタンに線をつないでハンドルリモコンを作ったという書き込みもあった。
https://www.qsl.net/iz7ath/moto/Trip/index.htm
回路図やIC、抵抗、コンデンサなどのスペックが掲載されていてかなり役に立つ。
今回のスピード表示の不具合もここの回路図でヒントを得た。
https://p205cti.blogspot.com/2009/06/
プジョー205のメーターでの速度パルス検出。
磁気センサーとフォトカプラの回路はこれを参考にしてそのまま使ってみた。
利根川ダートチャレンジ
前から気になってた利根川ダート。
取手の大利根橋から伊勢崎の坂東大橋まで川沿いにダートが延々100kmぐらいある・・・・って聞いて前から気になってた。
で、取手からダートに入ったのだけど梅雨の明けてない時期であるからして前夜も雨で道はところどころこんな有様。
基本的にはフラットダートなので水たまりがなければ快適そのもの。
とはいえ全域ダートではなくところどころ堤防上に出る必要もありそこは舗装路だったり
いきなり通行止めになったり
道を走っていたらいきなり道がなくなったり
しゃーないので藪漕いでいったり
水たまりを何度も乗り越える。
正直この時期は全域快適とは行かないみたい。
ときには一般道にも抜ける。
そしてまたダート。
加須市からのエリアが個人的には一番良かった。
群馬県邑楽郡までだだっ広いフラットダートが延々10kmほど続く。
実に気持ちいい!
そこからまた少し堤防上を走ってまたダート。
あーいいなあここ。
実に素晴らしい。
利根大堰。
このあたりから雨がパラパラしてきたので先を急ぐ。
調べたルートではこの先もダートがあるらしいのだけど、どうも入れなかったのと進みの悪い深い道っぽいので省略。
で、本日のルートはここまで。
坂東大橋のちょい先までトータル6kmのフラットダートでシメ。
11時スタートの17時ゴール、トータル153.7km。
RNSトリップマスターは本来コマ図ラリー用に使うものなのだけど、今回はトリップ1をスタートからの距離、トリップ2を各セクションごとの距離を計測。
トリップメーターってついつい燃費計測用に給油のたびにリセットしちゃうので、全体の距離やら区間距離やらを個別に測れるのは大変に便利。
あと、そういえば書いてなかったけど春頃にタイヤをAX-1純正からブリヂストンAX41に変更した。
このタイヤ見た目通りのゴツいブロックでオフロードの走破性は抜群。
途中ドロドロのヌタヌタだったところもあったけど全く問題なし。
群馬からの帰りは高速乗ったけど、これまた安定してて大変いい感じ。
ブロックタイヤということで心配していた舗装路でのネガは個人的にはあまり感じない。
ロードノイズはさすがにあるけど。
帰宅して翌朝の状態。
いやーまードロドロであることよ。
ケルヒャーで水攻めの刑に処してやった。
RNS トリップマスター装着
CRF1000Lアフリカツイン用のRNSトリップマスターを入手したぞ。
マニュアルとかないけど調べたらなんとかなった。
入手したやつは電源繋いでしか表示されなかったのでバッテリーを交換。
裏ぶたを開けると電池ホルダーがあるのでCR2032を入れる。
メーター本体はトップブリッジ上に設置。
ちと写真見切れてるけど左のハンドルスイッチの横にリモコンもつけた。