MVX40周年仕様作成(4)エンジン組み立て
しばらく停滞しててすまぬ。
この記事を書いている時点でMVXは走る状態になっているので思い出しながら書きます。
こちらはDMR-JAPANさんでOHしてもらったオイルポンプ。
元々そんな上物ではなかったのだけど、ピッカピカになって却ってきました。うれしー!
さてさてそんなわけでエンジンの部品も一通り揃った(ハズ)なのでエンジンの組立に入ります。
まずはケースの合わせ面をオイルストーンで磨いて・・・
このネジ穴に残る液体ガスケットがなかなかにストレス。
ミッションはベアリング換えられるものは換えます。
って、純正だとこのメインシャフトのベアリングしか出ないんですよね。
カウンターシャフトのベアリングはメーカー廃番。
サイズ調べて探すかぁ〜と思ってたんですけどね。
検索掛けてたらふと
DMR-JAPANさんでNS250F/R用のミッションベアリングを発見。
もしやと思い部品番号調べてみたら、ベアリングについてはMVXと全く同じでした。
メインシャフトのベアリング、買う必要なかったじゃん・・。
あとこれ。
クラッチアームの下側のベアリング。
これはクランクケース割ったときじゃないと換えられないので忘れぬように。
(忘れて組み立ててまたバラした)
エンジンで使うオイルシール類もほとんど廃番なのだけど
2t-project.com2Tプロジェクトさんで一通り揃います。
井上ボーリングさんもクランクOHできるようになったし、DMRさんと2Tさんが部品を供給してくれてる限りはMVXのエンジンOHは数年前より格段にやりやすくなったと言えます。
でも未来永劫ずっとこの環境が続く保証はないので、やるなら今だよと個人的には思いました。
ちなみにこの写真、実は致命的な間違いを犯してます。
なんだかんだで都合3回エンジン開けました。一回目は上に書いたクラッチアームのベアリングの交換忘れ。
そんなことになるとは全く思わずエンジン組み立ては続く。
DMR-JAPANさんでオイルポンプをOHしたついでに付けてくれた「抜けま栓」(このネーミングよ・・・)。
これなかなかいいアイディアです。エンジン側とポンプ側のオイルシールの空間に栓をすることでオイルシール抜けを改善できるそうで。
粛々とエンジン組み立ては続く。